旅して感じた事

f:id:kajilog2589:20190103052423j:image僕が旅で感じた事を適当に書いて行きます。

 

 

🔸人間ってみんなが思っている以上に環境に左右され易い生き物なんだなと。

例えばインドに行けば道のそこら中に牛の糞が落ちているのが当たり前。トイレだって汚いし紙がないのが当たり前。シャワーだってお湯が出ないし水だってしょっちゅう止まる。ガンジス川で洗濯だってするし体も洗う。お店でお菓子を買っても店員さんは”有難う”なんて言わないし勿論お客さんも言う筈がない。乗り物も常に値段交渉。インド人は毎日カレーを食べている。そんな彼らの日常は彼らなりの”当たり前”なのだ。f:id:kajilog2589:20190124060950j:image

我々、旅行者も非日常な光景に最初は戸惑うが慣れてくれば自然と彼らの”当たり前”が徐々に染まっていく。トイレが汚いのだって気になるなくなるし店員さんが無愛想でもリキシャに乗る交渉も全てが当たり前に変わっていく。体が心がその国々の当たり前に染まっていく。今いる環境を理解し当たり前の価値観が自然に広がっていくのが分かる。

 

日本はトレイが綺麗で店員さんの愛想がいいのは当たり前。日本には日本の当たり前がある事に気がつく。トレイが汚いと嫌な気持ちになるし紙がなかったら発狂する。店員さんが無愛想だったら色んな人に非難されると思う。

 

旅を通じて自分自身の根本的な価値観は変わらないけど、訪問する場所の当たり前(リアル)を知る事で価値観はかなり広がったと思う。

 

🔸日本に生まれただけで奇跡

世界の様々な地域を実際に目で肌で感じて見て日本という国がどれだけ幸せな国でどれだけ素晴らしい国かを改めて考えさせられた。勿論国民全員に言える事ではないけれど殆どの人は自分の人生は自分で決めれるし何だって挑戦できる。全ては自分次第。どんな勉強をしようかどんなスポーツをしようかどんな仕事をしようか何が食べたいか誰と結婚したいか何だって好きなようにできる。片や世界には生まれた時から既に人生が決まっている人々の方が多いのが現実。僕らが抱いている仕事やプライベートに対する不満や不安はマクロな世界からみるとどれだけ小さい事だったか改めて感じる事ができた。勿論綺麗事かもしれないが、日本に生まれた事を感謝し沢山の事を学び社会に貢献できる様色々な事に挑戦して行こうと思った。僕達は色々な事に好きなだけ挑戦できる権利を生まれながらに持っている。やらなかった後悔よりやって後悔。そんな人生にしていこうと思う。

 

最後に旅をしている中で嬉しかった事。”唯一無二のジャパンブランド”。例えば空港等の入国審査で他国の方々は時間が掛かっているのに対し日本のパスポートを見せたら荷物検査もされずにパスされる。これは諸先輩方が築きあげてきた真面目で誠実な日本人というイメージがあってこそのものだと思う。だから我々若い旅行者もどんな事があっても”ジャパンブランド”を崩してはならない。我々は旅を通じてもっと日本と、日本人の良さを世界の人々に伝えられる筈だ。